華道高野山 京都観音寺支部 

華道高野山とは

弘法大師様の教えである「真言密教」は、すべてのものの本質を見極め生かしていく智慧の教えであります。高野山は、本質を観る眼と心を磨くための修善の道場として開創されました。高野山の法儀の中で継承されてきた華を礎に、お大師様の教えを求めて実践するために確立された道が「華道高野山」です。
京都府で唯一の華道高野山の教室となります。初心者の方、他流にて経験者されている方、どなた様でも歓迎いたします。皆様とともに、お花を愛し、お花を生けることによって自らの心と向き合いながら研鑽できることをお待ちしております。

華道高野山の生花様式


華道高野山には様々な花態があり、大分すると「古典花」と「現代花」があります。

華道高野山に伝わる口伝・秘伝・約束事などを
重んじる生け方で、次の3種類があります。

真華

弘法大師様の教えによって生まれたお花で、包容・柔軟・温和・清浄・不変の5つの要素を9つの役枝によって表現されています。お華によって仏様を顕し、華道高野山の伝統華になります。

1種類の花材を奇数本用いて生けます。中心軸から左右の姿があり、一枝・一輪・一葉ごとに定められた場所に生け、凛とした空間を描く花態です。

「なげる」とは「なびかせる」ことで、花材そのものを任せた姿に活かす事を指します。風情や趣向の表現にまで至る役枝が決められており安定感があります。

古典花を発展させた新しい生花で、次の3種類があります。自分の心の往くまま花を生けます。

花材を剣山に挿し傾けることで、自然にある美しい景色を生けるようにします。花器の形状によっては水面を大きく見せたり、傾斜を付け下に垂れ下がったりなど空間の広がりをおおいに使い流れを創ります。

自らの思いや言葉をお花に込めて生けます。生け方の決まりが無いため、花材の扱い方が変わってきますが、花のいのちへの優しさは変わりません。

この華態に限り「いける」とは言わず「いれる」と言います。手を加えすぎず、趣向を凝らす心を大事にします。他の生け方では難しい花材でも、花を飾る環境や花器などによって自由自在に生けることができます。

教室紹介

講師

南奉悦峯(女性講師、華道高野山近畿司庁 副司庁長、華道高野山 本山講師)
南奉秀文(男性助講師

所在地

京都府亀岡市篠町浄法寺墓ノ谷3番地

稽古日

月1~2回を生徒さんが来られやすい日時で行います。
人数が多くなれば日時を指定いたします。

詳細

お稽古:1,000円、花材費:2,000円前後(正月は高くなる場合があります)
花鋏・花器は貸し出します。花材を持ち帰るための袋をご持参ください。

階級・お免状について

本教室では、希望者の方に対して本山(高野山金剛峰寺)に華道階級の申請を致します。申請が通り次第、本教室にお免状が届きますので授与させて頂きます。階級を申し込まれる方には「華道高野山教本」と個人用の花鋏を購入して頂きます。詳しい内容についてはお気軽に御相談くださいませ。

階級は、入門・初伝・中伝・奥伝・準皆伝・皆伝・総皆伝・・・とあります。入門より、毎年6月15日に行われる華道高野山流展に出瓶することができます。総皆伝以上の階級から、本山主催の華道講師養成講習会に参加することが可能となります。講習会に一定回数参加し研鑽していくことで、華道高野山公認の本山講師になることができます。

総皆伝から師範代の資格となりますので亀岡華道協会に入会することができます。様々な流派の先生と交流し亀岡駅の個人出瓶や亀岡華道展など、公共の場で自分の生花を披露することができます。師範代の資格を取られたら、こちらも是非ご検討下さい。